寺町通り夷川の革堂行願寺さん
2023年08月17日
お盆とともに美しく咲く蓮の時期が終わってしまいました。
蓮と睡蓮の総省 「蓮華(れんげ)」は仏教の伝来とともに中国から日本に入ってきた言葉です。
仏教においては「尊い仏の悟り」という意味があります。
また、一般には仏教の祖である仏陀(お釈迦さま)の故郷・インドを原産国とする「蓮(はす)」や、「睡蓮(すいれん)」の総称としても知られています。
処で、お寺の仏様は「なぜ仏様は蓮の上に座ってらっしゃるのか。」が急に疑問になってしらべました。
蓮は仏教において智慧の象徴なんだそうです。
そして同時にそれは人生の真理もあらわしているそうです。
蓮は清らかな水ではなく濁った泥水のあるところに咲きます。
汚い水から栄養をとりだし、清らかな美しい花を咲かせるのです。
逆の方向から考えると濁った泥水にはたくさんの栄養素が含まれていて、だからこそ蓮はあんなに美しい花を咲かせることができるのだとも言えます。
蓮は、悪事や嘘にまみれた現世から、良いことや真実を導き出す…仏様のような存在なので、仏様は蓮の上に座ってらっしゃる、ということでした。