445年前、墨の発祥は奈良
2022年07月16日
今から天正5年445年前の安土桃山時代のこと。
書の墨の発祥は奈良でした。和墨として作られている現在の固形墨は、
年間全生産量の90%が奈良でつくられてるそうです。
その、京都での製造販売に、寺町二条の古梅園京都支店があって、すてきな京町屋の三階建ての商店でした。
10年ほど前に奈良市の奈良まちを散策していて、ものすごい大きな奈良町屋の商店があって、
なんかめっちゃでっかい難しい漢字が書いてある看板が軒に乗っかていて、
ただただその記憶だけが今もあって、なんとその商店は書の墨屋さんであることが今わかりました。
そして、お店の歩道に石票がありました。
なんと、中学校高校で習った、万葉集’藤原の定家と、京極家のお家があったようです。貴族。。。文化の匂いと光があったのですね。
さすが、御所周りの歴史の深さが感じます。
恐ろしい古い歴史で、今も煌々と御商売が続く京都の町は雅でした。